2015/12/04    12:00

すでに日本で始まっている「テロとの戦い」――韓国と靖国神社

靖国神社のトイレで先月起きた爆発事件について、3日の産経新聞が韓国籍の男が関与した可能性があることを報じています。

「テロとの戦い」と言えば、中東を拠点とするイスラム過激派によるものというイメージを抱きがちですが、すぐお隣の朝鮮半島にも、「反日」という過激思想があります。「日帝36年間の植民地支配」の恨みをエネルギーにして、伊藤博文を暗殺した安重根がまるで教組のように祀り上げられている過激思想です。

オサマ・ビン・ラディンといったテロリストを英雄視する思想の危険性については、多くの人が自覚しているのではないでしょうか。そうであるならば、隣国の元首相を暗殺した人物を英雄視する思想の危険性についても、日本は気づかなければいけないのではないでしょうか。

以前の記事でも引用しましたが、筑波大学の古田博司教授の指摘を、もう一度引用します。

正統性を保つために韓国が英雄として誇るのは、爆弾魔のテロリストだけだ。爆弾テロリストを英雄に仕立てなければならないのは、いまの韓国の悲哀であり、私が危惧しているのは、反日教育でテロリストや爆弾魔を解放運動の雄だと刷り込まれ、頭のなかがIRA(アイルランド共和軍)のようになった韓国の若者が「自分も英雄になりたい」と思って、爆弾をもって海を渡ってくる危険性があるということだ。
(古田博司 『醜いが、目をそらすな 隣国・韓国!』 pp. 63 - 64)

歴史問題で日本に対して繰り返し謝罪と反省を迫ってくる韓国に対して、これまでの日本にはとりあえず謝っておけば、矛を収めてくれるのではないかという甘い思いがありました。そのことが、1993年に慰安婦の強制連行を事実上、認めてしまった「河野談話」にもつながります。

こうした背景には、反日思想がいかに実際的な害をこの日本に及ぼすかという認識が欠けていたことがあったのではないでしょうか。韓国側が日本の歴史教科書にケチをつけることはあっても、日本よりもはるかに酷い韓国の歴史教科書について、日本側から修正を要求したという話は、あまりニュースになりません。

反日思想に対処することは、国防やテロの問題ともつながっていることを認識する必要があります。この点において、歴史認識問題は単に日本の名誉や威信をいかに取り戻すかという話だけではなく、日本を防衛するという問題にも連結しています。靖国での爆発事件が、歴史問題の本当の意味について問い直す契機となることを、心から願うものです。

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