2015/06/27    10:00

五芒星のルーツは?

陰陽師のシンボルなどとして有名な五芒星。そのルーツをご存知ですか?
 
エジプトの町ヘルモポリスの信仰の中心はトト(ヘルメス)神ですが、このトト神の外観はヘジュウル(ヒヒ)の姿をしています。

事典には五芒星の起源について、次のように書かれています。

同族関係:ヘジュウルは、身元不明の五柱の神のグループに属しており、その「五人の中で最も偉大もの」(この称号はヘルモポリスではトトの大祭司が持つことになった)である。それら五神はのちに五日の閏日と同一視され、ヘジュウルはトトに吸収された。

役割:ヘジュウルは上エジプトの非常に古い神である。ヘルモポリスでは五神のグループの主神だったが、「五」という数字は聖数で「完全」を象徴しており、アクエンアテンによるアテンの宗教改革にもこの数がみられた。のちに古典古代の思想家たちや、カバラや新プラトン派の五線星形において、この数は魔術的な重要性を持ち続けた。

(図説 エジプトの神々事典、ステファス・ロッシーニ他、矢島文夫訳、河出書房、1997、192頁)

 「閏日」とは、1年に加えられる5日のことです。古代エジプトでは、太陽年あるいは回帰年を補うため360日の暦に5日を加えなければならなかったようです。
 
五芒星のルーツはトト神だったのですね。
 
歴史的に確認されているもっとも古い五芒星は、紀元前3000年頃のメソポタミアの書物です。バピロニアでは、図形の各側面に前後左右と上に、それぞれ、木星、水星、火星、土星。
そして上に地母神イシュタルの現れとされた金星を対応させていました。
エジプトとメソポタミアは古くから交流があったようです。
 
このことから、トト神の古さがわかりますが、五芒星の古さもわかりますね。
最古のヒヒの小像として初期王朝(紀元前3100年)時代のものが発掘されていますが、トト神は謎が多く、その起源はまだ解明されていません。

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