2016/03/20    17:24

NASAの新情報「月の音楽」

NASAは時々不思議な情報を出してくる。

2月24日付の米ハフィントンポスト紙によると、アポロ10号の宇宙飛行士が月の裏側で”宇宙的音楽”のような音を聞いていたという。

1969年、アポロ11号が人類初の月面着陸を果たす2か月前、アポロ10号は月の軌道上を周回していた。月の裏側を通過するとき、地球からの通信が一時途絶える。その時、彼らは奇妙な笛のような音を聞いたのだという。当時の彼らの会話は記録されていて、2008年まで機密だったのだが、NASAはこの音源についてずっと議論していたというから、なかなか一筋縄ではいかないもののようだ。

宇宙飛行士たちは、「まるで宇宙の音楽だよ」と言い、ヒューストンに報告すべきかどうか戸惑っていた様子だ。

ただし、NASAの技術者は、この音は月着陸船と、そこから切り離される司令船の2つの宇宙船間での電波の干渉と説明している。ところが、アポロ15号の宇宙飛行士アルフレッド・ワーデン氏は納得していない。宇宙飛行士は、本来そのような音には慣れているはずだからだ。そんな彼らが戸惑ったのは初めての”音楽”を聞いたからだ。

磁場や大気中の粒子による干渉という説明もあるが、月に磁場はなく、大気も薄く干渉するほどでもないということで、結局、よくわからないということだ。

ハフィントンポスト紙の記事にリンクされているサイエンス・チャンネルの『NASA's Unexplained Files』NASA公開の音源などで聞いてみよう。後者の方の7番目のファイルの44分45秒あたりで、宇宙飛行士が「宇宙の音楽だ」と言っている背後に笛のような音が聞こえる。素人目(素人”耳”?)には、「まあ、宇宙のことだから・・・」と何が不思議なのか分からない気もするが、プロの彼らが戸惑ったのだから、きっと何かあるのだろう。ワーデン氏も、同様のことを言っている。

アメリカでは、NASAやCIAなどから小出しにこういうニュースが出てきては、ファンたちの記憶に刻まれてゆくのだが、そのたびにもっと”核心”に触れる情報を求める声も上がり、ますます陰謀論が熱を帯びてくる。

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